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ギターの指板上にコードを見つける―2(和音の構成)

基本形として5つのコードを取り上げました。

  E
  G
  A
  C
  D

この5つのコードは全てメジャー・トライアド(3和音)です。っていう事は、

  ルート(1度)
  3度(M3)
  5度(P5)

の5つの音から成り立っているはずです。

でもギターの場合、1,3,5度と五線譜上に綺麗に並べたような和音を鳴らすのは
むしろ、まれな事です。弦楽器特有の制限があって、鍵盤楽器のように自由なボイシング
(音の選択)ができないからです。

ギターで一度に鳴らすことのできる音は最大で6つまで(6弦ギターの場合)だし、
弦を押さえて音を選ぶ事のできる指は4本(親指使ったり右手も使ったりすれば
もっと選択肢が増えますけど)で、指の届く範囲の音しか鳴らせません。


でもありがたい事に、1,3,5度の音さえ鳴ってれば和音って成り立つんです。
順番とか、音が重複してるとかはあまり気にしない。

例えば一番低い音が5度で、そのオクターブ上に1,3度が鳴ってるとかでもアリです。
(こういうのを回転コードなんて呼んだりします)


A_2 









ギターで奏でるコードっていうのはほとんど回転コードです。

指の届く範囲にある音が制限されてしまっているので、苦肉の策ともいえますが、
だからこそギター独特の響きが生まれるっていう気もします。


もっと言っちゃえば、音を省略するのだってアリです。

3度を省略して1度と5度しか鳴らさないとか(パワー・コードと呼ばれるヤツですね)、
響きを耳で確認してOKと思えばそれでOK。

逆に、3和音なのに音を5つも6つも鳴らしたって構いません。

例えば、オクターブ高い同じ音を重ねたり、まったく同じ高さの音を別の弦で
鳴らしてみたりとか(ユニゾン)。
むしろギターの場合はそれが常套手段だったりします。


回転させたり音を重ねたり省略したり、当然ですが耳に聴こえてくる響きに
多少の違いが出てきます。でも和音の機能上は変わらないんですね。
コード・トーンさえ換えなければコードネームは変わりません。

それを踏まえて、次回は基本コード・フォームの中身を見てみましょう。

※全然まとめになってないような・・・ダラダラとかなり長くなりそうな予感・・・・・

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