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テレキャスのブリッジを交換してみた (禁断の6wayテレ)

テレキャス最高~。
板っきれに弦を張ったみたいな無骨なルックスもいいし、ザックリした音もいい感じ。

とはいっても私のテレはフェンダー・ジャパンの既製品ですけどね。

でもですよ!もともと工業製品臭さのあるテレキャスターっていうギターにはビンテージだの
名工による渾身の一本だのって似合わない。ベルトコンベアーに乗って大量生産されてる
ぐらいの素っ気なさがお似合いなんで、フェンジャパの安物上等です。
(100%私見ですので見逃してやってください・・・)

そんなお気に入りのテレにも不満に感じる事は多々あって、
例えばR(アール)がきつくてハイ・フレットでのベントが難しいとか、
ピックアップ・セレクター・スイッチが硬くて瞬時の切り替えが難しいとか、
L字型のプラグが差し込めないとか、

言い出したら切りが無いんですけど・・・

一番の不満はやっぱり「オクターブ・チューニング」が正確に合せられない!!

ってとこです。

テレキャスターっていうギターにも色々なタイプがあるので、その全てに当てはまる
わけではないんですが、オリジナルのテレに採用され、今でも(テレとしては)主流の
”3Wayブリッジ”ってやつが曲者なんですよねぇ。

テレキャスター3wayブリッジ

 
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Wayブリッジっていうのはサドル部分のコマが3つしかなくて、2本の弦が1つのコマの
上に載っている物です。こうなっちゃってると弦1本づつ個別にチューニングすることは
不可能。よって、ハイ・フレットでのフレット音痴が微妙に気になるって寸法です。

この3Wayブリッジ問題への対応にはいくつかあって、

  1. 見ない振りをする(テレが奏でる音程こそ正解だ、みんな俺に合せろ!!)
  2. テクニックでカバーする(毎回微妙にベントしたりして音程を合せちゃう)
  3. 斜めサドルに交換 (サドルが斜めになっててチューニングが合いやすい)
  4. コマが6つに分かれてるサドルに買えちゃう

って感じ。

基本は(1)です、ハイ。チューニングが合わないったってチョットだけじゃん。
細かい事は言いっこ無しですぜ、旦那!ってなもんです。

(2)が可能なのは神の領域なのでコメントは差し控えさせていただきたいと存じます。
ロイ・ブキャナンとかもう鼻血でちゃいますね。

(3)の斜めサドルっていうのはテレキャス好きの中では評価の高い方法みたいです。
オクターブ・チューニングの特性を考慮してサドルを傾ける事で、だいたい/なんとなく/
程ほどに音程が合うように設計されたブリッジに取り替えちゃう。
 


AllParts Joe Barden TE Bridge Vintage Style TL用ブリッジ
 
 
ルックス的にもテレの雰囲気を壊すことなく、程ほどにチューニングも合ってくれる
っていうのがミソですね。
こちらの非常にマニアックなテレキャスター情報サイトでも、このJoe Bardenのブリッジは
高く評価されてるみたいです。

 

だけど、今回わたしが交換したブリッジは6way物の(4)。。。
テレキャス原理主義者に背後から刺され・・・るようなことは無いでしょうけど・・・

テレ以外のほとんどのエレキギターに搭載されている6wayブリッジは、1本1本の弦を
独立して調整できるため最も正確にオクターブ・チューニングを合わせる事の出来る
機構だと思います。
今回、せっかくブリッジの交換をするなら扱いも簡単で調整にも癖の少ない6wayに
しちゃえと考えました。

選んだ部品はGOTOのGTC201。ポップ・ギターズさんで購入。

GOTOのテレ用6wayブリッジには2種類あって、ポップ・ギターズさんのサイトによると

  • GTC201 :材質はブラス、暖かみのあるトーンが持ち味
  • GTC202 :材質がスティール、比較的ブライトなトーン

との事。なんとなく「温かみのあるトーン」って語感に引かれて、またしても深く考える
事無くブラス製のGTC201をチョイス。

更に、フェンダー・ジャパン純正ピックアップを取り付ける際には、ほとんどの場合
ピックアップ用のネジ穴を広げる必要があるって事なので、ネジ穴加工もポップ・ギターズ
さんにお願いしました。(加工は無料でやってくれましたよ。ありがとうございました)

加工に時間を取られるかな?と思いましたが、注文から数日で品物が到着。

Goto_gtc201


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Goto_gtc2011










 

 

 

オリジナルのブリッジを取っ払って。

Tl522




















 
 
 

 

 

 

 

 

 

載せ替え完了。
本当はネックに対して垂直になってるか計ったりとかしなきゃダメなのかも知れないけど、
何も考えずネジ止めしただけ。いちおう閉めこむ際にはバランスを取りながら
ちょっとずつネジネジしたけども・・・

Tl523

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルのブリッジと寸分たがわない場所にネジ穴が開いているので何の加工も
要せずプレートは取り付けられます。
事前に加工しておいてもらっただけに、ピックアップの取り付けもすんなり。

わたし的に、ルックスは無問題ですね。6way上等です。
ビンテージ・タイプのツバ付から真平らな1枚板に変わったことでピッキングや
ブリッジ・ミュートなんかもやり易くなりそう。

オクターブ・チューニングもバッチリ合ったし(当たり前)
弦高調整もアバウトにやっつけ、ピックアップの高さも適当に調節。
(弦高やピックアップは弾きながらチョットづつ微調整が必要だろうけど)

、ですよ。

ネットを徘徊すると3wayを6wayに替えちゃったら「もうそれはテレじゃない!!」とか
「テレの音がしなくなる!!」とかっていう意見があるのは知ってたんですが、
今回6wayに替えてみて感じたのは・・・

あきらかに音が変わった!!

それはもう劇的にって言ってしまっていいんじゃないかってぐらいに出音が変わりました。
ピックアップを替えるわけじゃあるまいし、ブリッジのプレートとコマを替えたぐらいで
何が変わるっていうんだよ、っと高をくくってたところがあったんですけど、
本当に変わっちゃってビックリ。

そもそもテレキャスターの音とは・・・なんてウンチクは良く分からないのでそれは
置いておくとして、でもアンプ代わりのToneLab STの設定はかなり変えざるを得ない・・・

変更前のフェンジャパ TL52-USはこれぞテレキャスターっていう(わたしの中の勝手な)
イメージだったんですよね。トレブルを押さえてあげないと高音域が耳に痛い
リア・ピックアップと、渋いのにザクザクしたフロント。

暴れん坊の高音域を上手い感じに押さえ込まなきゃ乗りこなせない暴れ馬って印象
だったんですけど、ブリッジを変えた後はそんなじゃじゃ馬さ加減が鳴りを潜めて
扱いやすくなっちゃった。

これがブラス・サドルの「温かみのあるトーン」ってやつなのか?

スティール製に変えてたらどうなってたんだろ?

いや、やっぱりテレキャスには3wayだったんだよ。Joe Bardenにしたらどんな・・・

 

・・・・そ、そうか。一度改造に手を出すと止まらなくなるっていうのはこういう事だったのか。

まあ、ピックアップの高さをちょこちょこ微調整したり、アンプ側でセッティングをいじったり、
ギターのトーン・ノブを閉めたり開けたりしてたら、そこそこ納得できる音は得られるように
なりましたけども。

でも、ほんのちょっとだけ、あのじゃじゃ馬テレのトーンを懐かしんだりして・・・

 

補足
テレキャス改造第2弾を画策中です

第2弾はペグの交換
 

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コメント

はじめまして、こんにちは(^^)
テレキャスターで検索して辿りづきました。私もテレキャスターを使っています。
GOTOのテレ用6wayブリッジ何ですが、変更後の弦のテンションはどうですか?
ゆるくなったりしましたか?私も変更検討しているので教えて頂けたら幸いです。

GHさん、こんばんわ

弦のテンションは特に変わったように感じなかったようです・・・、記憶に残って無いので。。。
役立たずですいません。

ブラスとスティールどちらを検討予定ですか?もし良ければ乗せ替え後の感想も教えてください。
健闘を祈ります ^ ^

こんにちは。返信ありがとうございます。
スティールにしようかなぁ・・・と考えてます。乗せ替えたら報告させてもらいますね^^

他の記事も読ませてもらってます。
私もブランクを経て再開したので、なるほどと思う所が多くて面白いです!

VOXのギター、羨ましい・・・。

を、スティール・・・。。。。。ですね。
わたしも未だに「これスティールにしたらどうなるんだろうねぇ?」という悪魔のささやきが聞こえてくる事があります ^ ^

今後ともよろしくお願いします。

わたしはゴトー(ブラス)
からジョーボーデンにかえました。ゴトーはかなり音が変わった気がしました。サスティーンがよくなった。しかしボリューム奏法がやりにくくなったためジョーにしました。ジョーは一部角がカットしてありピッキングの邪魔になりません。

ミストーンズさん、こんにちわ。
ゴトーからジョーボーデン。いいなぁ~、ちょっとやってみたいw ボリューム奏法ってほとんどやらない(やれない)ので分からないんですが、6wayより3wayの方がやりやすかったりするんですか?

TL52さん、こんにちは。ジョーも純正も使用感は同じでした。ゴトーがやりにくかったです。
プレートの角の位置が変わったため。ちなみにTL52つかってます。

なるほど。
わたしはGOTOで慣れてしまったからもう3wayには戻れない体になっちゃったかもw

こんにちは。このようなサイトはうれしくて読んでしまいます。小生メインはレスポールの5万クラスにダンカンをのせています。でも、どうしてもシングルコイルの音が欲しくなったんです。

でも金は乏しい。でも買いたい。結局12500円でテレキャスのモデルを買いました。それからが忙しかった。ペグがなかなか安定しないので、音程が決まらない。ゴトーの一連セットを購入。やはり違った。

ピックガードを交換した。鼈甲柄を買った。きりでフロントPUの穴を開け、ぴったりはまらない部分を削り・・・。リアPUをはずし、ブリッジを6wayのものに交換。

そのときうまくはまらずPUの土台のプラスチックの部分を削ってしまい、ニクロム線を傷つける。リアの音が出ない。結局リアの中古購入。はんだで配線中に訳が分からなくなって、セレクターとトーン、ボリュームポッドなどがセットになったものを購入。

やっとあとPUの位相をテスターで調べてはんだ付けまでこぎつけました。こんな笑い話のような行動も、いい音を出してやるぞという思いなのであります。

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