« ゲップが出るほど黒い、黒すぎるファンクの教科書 | トップページ | 単なるボイシングの問題なんですけどね、っていう言い分け »

コード弾き!!ギターのバッキングで遊ぶための道具立て

和音の事について自分なりに研究してみたのでメモ程度に残しておこうかと思います。
所詮は素人考えの域は出ないので、話半分ぐらいで聞いてくれればいいと思いますよ。

 

  • 和音(コード)って何よ?

まずは最初の道具立てとして、そもそも和音って何なのかが分かってないと話が進め
られないので、基本的な事があやふやな場合はおさらいしておいて下さい。

音程(インターバル)とか音階(スケール)について
インターバルの度数表記のまとめ(3度とか5度とかいうヤツ)
3和音(トライアド)の基本
4和音(セブンス・コード)の基本
ダイアトニック・コードの基本

 

  • テンション・コードについて

テンション・コードについてはイマイチ深い理解が得られなくって・・・
正直、あやふやなままなんですよね。

アボイド・ノートがうんたらとか、もう面倒臭い!
実際に音を出してみて響きが気に入ればもうそれでいいじゃんか!!っていう言い訳
一つで乗り切っているわけですけど。

なんと大胆な事に!

分かってもねーくせに大鉈を振るったようなザックリ解説で煙に巻いちゃうつもりが、
自分が煙にむせちゃった的な使えないお話を一席(なんだか面倒になってきた・・・)

 


1


 
 
 
 

これは4和音、CM7コードの構成音を音程定規で示しただけの図です。
このCM7にテンション・ノートを加えてテンション・コードを作る場合、

基本となる「一個跳ばしで音を拾う」っていう和音の作り方は変わりません。(多分)

なので、VII度である"B"音の更に上の音を拾ってみると・・・

 

2


 

 

こんな感じ。

通常、度数っていうのは1~7までの数字で表しますけど、テンション・ノートについては
オクターブ上って事で8~14で表すのが普通です。

  • ルートCは1度、でもオクターブ上のCは8度
  • Dは2度だけど、テンション・ノートとして明示する場合は9度、など

 

(一応の注記)
オクターブ上だろうが下だろうが、CはCだし、DがDである事は変わりません。それに和音の場合転回系
っていうのもあるし、必ずしもテンション・ノートがオクターブ上になきゃいけないっていう決まりも無いです。
所詮は概念上の区別でしかないですよねぇ。

 

2オクターブ使って音を拾っていくとグルッと一周してルートの"C"に戻ってしまうのと
同時に、メジャー・スケールの構成音全てを使い切ってる事がわかると思います。

つまり、CM7(9,11,13)っていうコードは、"ドレミファソラシ"の全ての音をバシャーンと
鳴らしたもんだって事で、容易に想像できるように雑音としか思えないサウンドだって話です。
でも、そもそもギターが一度に鳴らせる音は6個までだよなぁって、そんな事はどうでもいいか・・・

次からが本題なので細かい事は気にしちゃいけません。

 

 

  • 省略コードで遊ぶための考え方、の元ネタ

 
種明かしをするまでも無いんですけど、このエントリーの元になっているのは
ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ 3という教則DVD。

その中にある"exercise 22" 、「メジャー・トライアドを使ったマイナー系のグルーヴ」と
"exercise 23" 「マイナー・トライアドを使ったドミナントのグルーヴ」

この教則DVDは非常にスバラシイんですが、この2つのエクササイズ部分の説明が
私には分かり難くて、分かるような分かんない様な・・・
理屈は分かっても今ひとつピンとこないというか・・・

っていう感じだったので、自分なりにちゃんと納得できるようにしましょうっていうのが
おもな目的になってます。

(どうやらこの辺りの内容については、書籍版の演奏開発エクササイズで詳しく解説されているようなんですが
既に廃刊されてるらしく簡単には手に入りません。復刊させれば売れると思うんだけどなぁ。)

まあ、ともかく、話を先に進めよう。

 

 

  • CM7(9,11,13)コードっていう発想

CM7(9,11,13) シー・メジャー・セブンス・ナインス・イレブンス・サーティーンス、長ぇ・・・
先ほど想定したこのコードについてもうちょっと考えて見ます。

このコードにはメジャー・スケールの構成音がすべて含まれていました

話は変わりますが、ダイアトニック・コードについて思い出してみます。
メジャー・スケールのダイアトニック・コードとは、

メジャー・スケールの構成音のみを使って作られるコード群 の事でしたよね。

前置きがまどろっこしくなっちゃいましたけど、何が言いたいかっていうと、

CM7(9.11.13)は全てのダイアトニック・コードを含んでる!!

ってことです。

さっそく図でみてみましょう。

 

 

  • Cメジャー・セブンス・コード上で使えるトライアド

 

3

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

もう解説は必要ないかも知れないですけど、念のため・・・

ある楽曲があって、ある小節のコードはCM7ですよってなってるとします。
ベース奏者は気持ちよさげにルート音(C音)を8分で刻んでます。
もちろん素直にCM7をシャラ~ンと鳴らせばバッチリ合うわけですけど、

あるひねくれ者が突然「Eマイナー・トライアド」をジャンジャカと演奏し始めちゃったら
どうなっちゃうんでしょ?その曲は滅茶苦茶になっちゃいますか?

おそらくほとんどの場合では、サウンドが崩れる事もなく、何一つ変わったことが起こった
りもせず、その楽曲は進行していくでしょう。

図を見れば一目瞭然ですけど、

Em の構成音、E・G・Bは
CM7にとって、3度(E)、5度(G)、7度(B)

つまり、CM7のルート音を省略しただけのサウンドとまったく同じものだからです。

同様に、他のトライアドも使えるはずですよ。
"Dm"や"F"辺りになるとかなり変わったサウンドになっちゃうとは思うけど、
アクセント的に使う分には十分いけると思う。

小節の中で、「CM7 - CM7 - F - Em」 みたいな感じで動きを付けたりね。

ちょっと疲れてきたので一区切りします。
次回はマイナー・セブンスやドミナント・セブンスについて考えてみるつもり。

次回があればだけど。。。

その前に基本へ立ち返って(?)これってボイシングの問題のすり替えだよね
って内容の言い訳を挟み込んで見ました。

« ゲップが出るほど黒い、黒すぎるファンクの教科書 | トップページ | 単なるボイシングの問題なんですけどね、っていう言い分け »

楽典 / 音楽理論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1089833/30953126

この記事へのトラックバック一覧です: コード弾き!!ギターのバッキングで遊ぶための道具立て:

« ゲップが出るほど黒い、黒すぎるファンクの教科書 | トップページ | 単なるボイシングの問題なんですけどね、っていう言い分け »

無料ブログはココログ