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話が長い上に面白いかどうか不明なスケールの話 その1

憂鬱と官能を教えた学校 TV」 1回目の鍵盤で12キーのメジャー・スケールを簡単に弾けるようになるメソッドをギターに当てはめたらどうなる?っていうお話の続き。

キーボード用のメソッドを無理やりギターに嵌め込んでみるお遊びなので実用性は限りなく低い。。。かもです。あんまり真剣に取り合わないでやってください。

 

前回はコレ:

 

 

ホール・トーン・スケールって何?

 

まずは、普通の「ドレミ~」っていう、いわゆるメジャー・スケールはどういう物だったか?って所からおさらいさせて下さい。(無駄に話が長くなる原因は、そもそもわたしがよく分かってないからです。。。)

5線譜は分かりにくいし鬱陶しいので音程定規で示すと・・・

 

01

 

音程定規というのは、一マスを半音、二マスで全音となる音程差を表した図の事です。

近現代の西洋音楽は全ての音を均等に12分割した「十二等分平均律」っつう、なんだかまあ、そんな感じに出来てるとか・・・なので(あやふやにも程がある!)、

こういうシステマチックな表記法の方が譜面よりも理屈のお話に限っては納得しやすいんじゃないかな?とかいういい訳を。。

 

まあともかく。

平たく言えば、「ド」から始まってオクターブ高い「ド」までの間に12個の音があるっていう話です。

つまり、昨今のポピュラー・ミュージックっていうのは

ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ

というたった12個の音だけで成り立ってるわけです。

で、メジャー・スケールってやつは、何でだか分からんですけど、「ミ→ファ」と「シ→ド」だけが半音、それ以外の所は全音っていう作りになってるんですね。

ヤヤコシイったら無い。

 

そこで登場するのが、もっと単純で、明確で、システマチックな音階。ホール・トーン・スケールです。

メジャー・スケールみたいにミとファは半音ね、みたいな面倒な事は言いません。全部の音を全音で並べるだけ!!以上!!

ホール・トーンっていうのは Whole Tone = 全音 って意味ですね。

 

021

 

注目してもらいたいのは「赤い丸」です。見事に等間隔に並んでますよね。メジャー・スケールの赤丸と比べてみてください。

音名としては「C - D - E - F# - G# - A# - C(オクターブ上)

 

さっきも言ったように、十二等分平均律の世界では音の種類は12個しかありません。でもって、この12個の音って、音程定規を持ち出すまでもなく半音づつ並んでる、って事は・・・・

ホール・トーン・スケールは12÷2=6個の音を使う音階といういいかたも出来ますよね?

12個の音の中から規則的に全音ずつ6個の音を取り出した跡に残る音は・・・、やっぱり規則的に全音で並んだもう一つのホール・トーン・スケールになっているはず。

 

 

032

 

これを、「ライン2」と仮に名付けちゃいます。

 

さてさて、「ライン1」、「ライン2」と、2種類のホール・トーン・スケールを作りましたが、これでもう打ち止です。これ以上別種のホール・トーン・スケールは作りたくたって作れません。

 

例えば、お題を出してみましょうか。

1) Key = F#のホール・トーン・スケールを作れ

2) Key = Gのホール・トーン・スケールを作れ

 

Key(調性)という呼び方が全音音階に馴染むのかどうか、分からないので間違ってたらすいません。

 

もったい付けるほどの問いではないのですぐに答えを書いて終わらせちゃいますね。

問1)の場合、F#から始まる(F#を含むと考えても同じこと)ホール・トーン・スケールが、上図でいう所のライン1 / ライン2のどっちかっていうだけの事なので、答えは「ライン1」

問2)の答えは・・・、「ライン2」ですよね。

 

とにかく、ホール・トーン・スケールには2種類しかなくて、出発する音によってライン1かライン2のどちらかに決まる。

って事を確認したところで、無駄に長い話はまた次回に続きます^^;

 

 


~~目次~~

  1. ホール・トーン・スケールから様々なスケールを導き出、す・・・?  
  2. 話が長い上に面白いかどうか不明なスケールの話 その1
  3. 話が長い上に面白いかどうか不明なスケールの話 その2
  4. 話が長い上に面白いかどうか不明なスケールの話 その3
  5. ホール・トーン・スケールがスラスラ弾けなきゃ話が進まないんで練習
  6. 大団円?ホール・トーン・スケールから色んな音階を導き出すぜ<前編>
  7. 大団円?ホール・トーン・スケールから色んな音階を導き出すぜ<後編>
 

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