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ペンタトニック考

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ちょっと前に、ホールトーン・スケールからいろんなスケールを導き出すっていう記事を書きました。鍵盤楽器用のちょっとした手法をギターに置き換えたらどうだろうという単純な発想で。

まあ、なんというか、結果は微妙。。。あんまりギター向きじゃなかった・・・

お遊びですから、あれはあれでいいんですけども。。。

 

ギターに限らず楽器をはじめると、憶えなきゃならない事のあまりの膨大さに圧倒されちゃいますよね?そんな事ないですか?

少なく見積もっても2,30個はコードを憶えなきゃ話にならないし、憶えておいた方がいいスケール・フォームだって10個や20個じゃ利かないでしょ?指板上の音だって最低限5,6弦上の音と開放弦ぐらいは暗記してなきゃ駄目だろうし・・・

"ドレミファ~"のメジャー・スケールひとつ取っても、全てのキーを指板全体で、自由自在に弾ける状態になるのにどれだけの事を理解し、暗記しなきゃいけないか。。。考えると気が遠くなります。

少なくともわたしには出来ません。残念なお知らせですけど。。。

 

ドレミが弾けなくたって曲は弾けるじゃん!って、それはそうなんですよ。

でも自分の中で音楽をちゃんと咀嚼して応用を利かすにはそういう部分も大事なんじゃないかと思うんです。あくまで思ってるだけですけど、だって出来ないんだから・・・

でもって、そういうのを丸暗記するのが大大大大の苦手、大嫌いなわたしとしましては、何かしらの記憶のとっかかりになるような、記憶を引っかけておくフックのような、そういうものが必要なんです。それこそホールトーン・スケールの様な感じで。

 

そんなこんなでペンタトニックについてもう一度考えてみる 

 

半分は本気だったホールトーン・スケール、でもあれはやっぱり失敗。無理がありました。

でもそこでふと思っちゃったんですよ、ギターの場合はペンタトニックなんじゃない?って。ホールトーンじゃなくて、ペンタトニックを出発点にしてスケールやコードの知識を体系化できたら良くないですか?

だってポピュラー・ミュージックのギタリストでペンタトニックを知らない、練習した事が無い人はいないじゃないですか(たぶん)
もし知らないなら、今すぐにでも憶えて損はないでしょ?ペンタ。

※ペンタトニック・スケールについて

って事で(?)ペンタにまつわるアレコレを無理無駄満載でこねくり回してみる今日この頃なのです。

 

 

ペンタトニック初体験... ウフ 

 

ペンタトニックってモノをはじめて知ったのは、たぶん25年ぐらい前です。たぶん高校生にはなってたはず。

楽器屋で買った「簡単アドリブ入門」みたいな感じの教本ではじめて知りました。

ピンクのソノシートが1枚ついてたんですよねぇ、それを繰り返し繰り返し聴いたのを今でも鮮明に思い出せる。ソノシート付きの教本を知ってる世代って、もう中年真っ只中以上のオッサン&オバサンっすよねぇ~www

カセットテープなんて見た事ないとか、ラジカセって何?とか、ドリフは知っててもドリフの西遊記は知らないとか、まったくジェネレーション・ギャップって・・・まあいいんですけど。

 

この本、今も残ってたら面白かったのになぁ。ある種の歴史的資料としてww 

どれだけ現在のギター教本が進化してきたのか、それともしてないのか、あれこれ検証してみるのも楽しそうなのに。

ま、それはともかく。

高校生の頃この教本で初めて知ったペンタトニック・スケール。そしてそのペンタを使ったアドリブ。当時すんごく興奮したんです、わたし。

コピーじゃなく、その場で、即興で、それっぽいフレーズが弾けちゃうなんてスゲー、俺スゲーなんて感じでwww

その頃弾いてた即興フレーズなんて今聴いたら何日か寝れなくなるほど酷いもんだったはずですけど、それでも感動したなぁ。音楽ってものの正体を垣間見たような気がして。。。

 

 

中途半端だったペンタの原初体験

 

その高校生のわたしが買った教本なんですけどね、その一冊を全て読み込んで、練習することで憶えられる内容が・・・・

Aマイナー・ペンタの一番基本のフォームだけ!!

だったの。

1_2

これ。。。。だけ。。。

 

しょぼいもんです。かなり長い間、このフォームしか知りませんでしたよ、アタクシ。

その後、3弦をスライド・アップして2,1弦へと駆け上がるやり方を知った時は狂喜しましたからね、マヂで。

2_2



ソノシートに吹き込まれた模範演奏も酷いもんでしたww

上手い下手とかじゃなくてですね、模範フレーズがまーまーまー格好悪い。取って付けたような素人くさいフレーズっていうんですか?

もちろんド素人のガキだった当時のわたしですら「模範演奏をコピーしてみよう!」って指示に従うのが苦痛だったレベル。

あの当時の教本なんてほとんどそんなでしたけどね。

教本だけじゃなく、あの頃の日本のギタリストのアドリブソロなんてそもそもが・・・・(自粛)

 

これを憶えた当初、スケール音を羅列するだけでも楽しくて、ペンタのフレーズばっかり弾いてました。でもね~、すぐに飽きちゃうんですよ。

飽きてくるというよりも、ミュージシャンの弾くソロのように上手いソロにならなくて行き詰っちゃうの。それもそのはずで、この基本ポジションと馬鹿正直なペンタトニックの5つの音使いしか知らないってんじゃ限界があるってもんです。

その当時のわたしは分けも分からずフォームをなぞってただけだったし・・・

 

 

バカもスケールも使いよう!

 

スケールなんてそもそもが音階でしかないっすよ。

ペンタトニックっていう音階を使ってブルースを弾く人もいれば、ド演歌を演奏する人もいるし、学校唱歌みたいなのでも十分イケちゃうし。。。

いや、むしろそれすら逆の話で、ある音楽のメロディー・ラインを集めて調べてみたらペンタトニックの5音階しか使ってない!っていう分析結果が出た。ってだけの代物なんです。

そもそも音階を知るだけで音楽になるんなら、学校でドレミを教わった日本人全員が音楽家になれちゃうわけで、そんな都合のいい話はありませんよね、残念ながら。

 

ペンタを習って最初の頃はスケール音をデタラメに並べるだで悦に入るのが関の山。

そこにブルースならブルースの、ロックならロックの、演歌、ポップス、民謡とか、そういったフィーリングを与えてはじめてサウンドするというか、音楽になるというか・・・

で、逆説的な事を言うようですけど、そこまで行ったらそもそもペンタの5音に縛られる必要なんてなくなっていくように思います。

それならペンタなんて憶える必要があるの?って気もしますが、そこまでたどり着くには自分のやりたい音楽を自分の血となり肉となるまで大量に聴きこまなきゃいけないし、それをアウトプットする練習としてコピーも大事。

それに本気で才能のある一握りの天才はともかく、何の道しるべもなく闇雲に音楽を聴いて、コピーするだけじゃ限界があるのも事実でね、ペンタトニックの音使いやポジションを憶える事って、凡人にとっての道しるべ・地図みたいなものって気がするんです。

いわゆる音楽理論だとか、和声ってのもそんなもんですよね。

 

コピーしたフレーズがペンタトニックのフォームにピッタリ合致している事を最初に発見した時はちょっと感動だったし、逆にペンタにはない音が使われている時には疑問に思ったり。そういうのが大事なんじゃないでしょうか?

そういう経験を積んでいく中で徐々にペンタの歌わせ方が上手くなったりとか(多分)

わたしはまだまだその途上だし、経験も少なくて下手くそなので偉そうなことは言えませんが・・・

 

 

ペンタがギターの理屈を理解する記憶のフックになるんじゃなかろうか??

 

とにもかくにも、まず何よりも先に「ペンタトニックを知る」ことが重要です。

それも、わたしが最初に買った教本みたいに1つのポジションだけなんていう片手落ちじゃなく、指板全体でそれが分かるって事がスタート地点。

そして、それをフックにしながら理解できる事を広げていく。

そんな無理のないプログラムっていうのが在り得るんじゃなかろうか?ってことを考えてみたいんだけど、どうなんだろ?

どうもこうも、しょせん素人考えでしか無いわけですけどね ^ ^

ってな事で、わたしの個人的な「ペンタ考」はペンタトニック・スケールの覚え方って所からスタートしたいと思います。

たぶんきっと長々と続きます、コレ。

 

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コメント

はじめまして
自分は音楽理論を勉強した事が無いのでホールトーンスケールの時は付いていけませんでした(汗)
しかしペンタトニックスケールなら何とか付いていけそうな気がするので今後が楽しみです。
そう言えば昔々KISS/ラヴ・ガンのギターソロにまんまペンタトニックスケールが使われているのを知って、ペンタトニックスゲー!と感動した事を思い出します(笑)


最近テクニカル系教則本を買いましたが、情報量が豊富で企画も面白く、至れり尽くせりの感がありますね。
まぁあえて難を言えば、難しすぎてなかなか先に進めない事でしょうか(笑)

大吉さん、こんにちは

ご期待にこたえられる展開にもっていく自身はまったく無かったりするんですが・・・^^;
素人が限られた知識と技能をこねくり回して苦しんでる姿を笑っていただけたら本望ですw

そうそう、これもあれもペンタじゃないか!って気付く時って感動の瞬間ですよね。そしてそこからペンタトニックって呪縛に苦しむ長い年月が流れたりして。。。

もし今後、間違った事を言ってたり、意味不明なところがあったら指摘していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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