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ギターの指板で、同じ音を探し出す方法

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問1. ギターの指板上で「A」 (ラ)音の出る位置を全て示せ。

こんな設問があったとして、スラスラ~ンと答えられるでしょうか?

答えの順番はどうでもいいけど、そうっすねぇ、持ち時間は1分!!どうだ!?

 

 

 

ちなみに答えはこれです。指板上にある「A」はこれで全部。(22フレット以上あるギターの場合はもうちょい増えますけど)

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正解出来た方は、、、これ以上この記事を読む必要はないです。すいません、その程度の内容です。。。

 

出来なかった方、やたらめったら時間のかかった方、最初から考えるのが面倒だと答えを見ちゃった人。これはもう補習授業だと思ってこの記事の先を読んでおくと幸せになれる、かも、3割ぐらいの人にとっては多分・・・きっと・・・?(ウソかもしれない)

 

では、種明かし編。

これって慣れてしまえば1分と言わず30秒あれば余裕で正解出来る考え方があるんです。

わたしはこの考え方をGuitar Fretboard Workbook(フレットボード・ワークブック)という教本で学びました。

この手法そのものは(特に海外の教本など)あちこちで見かけますし誰かの専売特許ではなさそう?なのでここに書いちゃってもいいよね?(Amazon USでフレットボード・ワークブックの”なか見!検索”では、この範囲のところまで見えちゃってるし、大丈夫。。。)

いずれにせよ、フレットボード・ワークブックはギターの指板を理解するのにとても良い教本ですんで興味のある方は読んでみるといいと思います。

※ この記事の内容や切り口自体は「フレットボード・ワークブック」とは変えてあります。どういう風に変えてあるのかっていう部分も含めて該当教本を当たってみて下さい^^

 

 

ギターの指板で迷子にならないために「同音」&「オクターブ」を把握する

 

ギタリストにとって、同じ音が出るポジションを見つけ出す能力ってとても基本で重要な能力だと思うんですよね。鍵盤や管楽器とは違って、弦楽器には宿命のように「同音異ポジション」っていうのが発生するし、ギターの場合ネックに印が付いているわけじゃないので、自分の心に刻んどかなきゃ見た目だけで判別できないですもんね。

オクターブ上とか下のポジションも同様。十分に把握しておく必要があると思います。

 

ま、もちろん本当はそれだけじゃなくって、3度、4度、5度とかね、本来は全部把握できてるのが理想ですけど、一度に全部って分けにはいかないじゃないっすか。

そしたらやっぱり、同音&オクターブこそ、真っ先に覚えるべき項目じゃないっすかね?

 

 

基本となる5つのコード・フォーム

 

これを憶えるために必要な道具は5つのメジャー・コードのフォーム

昨日今日ギターをはじめましたっていう初心者でなければ絶対に知ってるはずの基本的なフォームなので大丈夫かなと思うんですが、一応念のため指板図くんを使って貼り付けときます。

 

 

その道具っていうのは、開放弦を使ったいわゆるロー・コード5種。
「 E,  D,  C,  A,  G 」  です。

 

ずいぶん前になりますけど、この5つがギターのコードの基礎で、あらゆるコード・フォームはこの5つから出来ているって内容の記事をコツコツ書いていた時期がありました。息切れして最後までたどり着かず、中途半端で止めちゃいましたけど^^;

 

この開放弦をつかったフォーム、開放弦を使ったままだと見た目が分かりにくいので、説明のための方便として5種類とも指板の真ん中の方にズラしちゃいますね。

どこへズラしたっていいんだけど、冒頭のお題が「A」だったので。Eコード・フォームのルートを5フレットへ移して、<Eフォーム>のAコードってことでやってみましょ。

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さて、話が長くなると面倒なので一気に方を付けちゃいます。

なんでこの5種類のコード・フォームが同音を見つけ出す道具になるのかっていうのは、フォームのダイアグラムを並べてみれば一目瞭然なんです。

 

 

5つの基本コード・フォームを連結する

 

5つの基本コードのフォーム。ルートのポジションを使って連結します。

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ここに書き表したコード、これ全部「A」コードなんですけど、分かります・・・よね?

5つのコード・フォームをルートで連結していくと指板上で連結していけるんです。最後の「Gフォーム」は先頭のEフォームへ戻ってループしてるのね。

 

ちょっとクドイけど、矢印何ぞ入れてみる。

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ルート・ポジションで連結してる = ルートは全部同じ音、 つまり、この5つのフォーム、ルートは全て「A」です。

このコードの連結方法でそれぞれのフォームのルート位置だけを抜き出したら・・・・、冒頭の「A」音だけを指板から拾った図が完成するって寸法。

コード・フォームを思い浮かべ、その連結先のフォームを思い浮かべ、って具合に順番にやっていきながらそのルート音だけを抜き出して考えていくと、いとも簡単に指板上の同音を弾き出して行けます。

 

 

蛇足?

 

コード・フォームのループを憶える上でのちょっとしたヒント・・・になってるかどうか不明な蛇足として。。。

5つのコード・フォームはループしてグルグル回ってます。だからどのフォームから出発しても大丈夫。ただし、順番は絶対に変わりません。DフォームとAフォームが隣り合うなんてあり得ない!!!当たり前っすね。。。

別の見方をすれば、ある一つのコード・フォームはその上下に連結するフォームを持っている、とも考えられますね。(これまた当たり前か・・・)

これってつまり、一つのルート・ポジションを与えられたら、必ず2つのコード・フォームが考えられるって事でもあります。 

 

例えば、6弦上のどこかのフレットをルートにしてコードを押さえようと思った時、そのルートのポジションを中心に、フレットの上側へコードを積むか、下側にコードを積むかっていう選択肢が必ずあるって事です。

 

5  

 

 

わざわざ指摘するまでもない当たり前の話かも知れないけんども。。。

ここに現われてくるコード・フォームって、”ルートを何弦に取るか”によって決まってるんですね。

6弦(1弦もいっしょ)の場合は<G>と<E>フォームでしたけど、5弦の場合、4,3,2弦の場合はそれぞれ違うフォームが現われます。

そんなこんなを味わいつつ、この指板の捉え方を憶えておくと、実に様々な場面で大活躍してくれるはず。

 

で、このルート位置(同音の位置)の割り出し方が、そのままペンタトニック・スケールのブロック・ポジションの拾い方に直結して・・・行けばいいなぁと、そう思ってるんですけど、それはまた(たぶん)次回。

 

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仕事が忙しくなりそうなので更新は滞る。。。った揚句に面倒になって放ったらかしといういつものパターンになったりして・・・?

 

 

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コメント

これ。自分のやり方と同じですね。
で、各々のコードフォームで「ペンタトニック・スケールのブロック・ポジション」というか、「イオニアンのブロックポジション」につなげてます。で、それが手癖…TL52さんは嫌がるだろうけど…になるまで刷り込んでます。

続き、楽しみにしてますんで、お時間ある時にでもぼりぼり書いてくださいね。

さくらいさん、こんばんわ。

さくらいさんに注目されてるかと思うと緊張しちゃいますよw
ギターを抱える時間を取るのも難しい状態がまだ数カ月は続きそうなんですが、がんばります^^

コードフォームとイオニアンを合わせて刷り込むって、やっぱりギターがうまい人はみんなやってるんですねぇ~。ぼくも頑張ろう!

手癖についてですが、Twitterでのやり取りの後少し考えてみたら、自分の思ってる事と、いわゆる手癖といわれてる事って同じ物事を違う角度から眺めてるだけなのかな?って気がしてたりして、無駄なこだわりを捨てて手癖を見直したら一皮むけたり・・・するといいな、なんて事も考えてたりしてます。

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