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3776を聴かない理由があるとすれば

この年末年始、3776(みななろ)さんのアルバムが衝撃的すぎてヘビロテ中なので、再開一発目がギター関係ないってどうかと思いますが。。

3776を聴かない理由があるとすれば  (Amazon)

3776とは富士山(富士宮)ご当地アイドルで、富士宮市役所の資本で結成、活動してる、のかな?(by wikipedia) 当初は昨今の潮流か、お決まりのグループ形式だったようですが、なんだかんだで現在は井出ちよのさんのソロユニットとして活動されているようです。

昨今のアイドルというものにまったく疎く、いわゆるマス狙いで売れている方々はともかく、ニッチなところではかなり振り切れてて面白い楽曲が散見されるなぁ、って程度のリテラシーしかないんですが、この界隈における3776の評価ってどういうものなんでしょう?

色眼鏡で世の中を見たりしたくはありませんが、そうは言ってもお役所発信のアイドル。
なんだかもっと正統派な方向というか、正統派じゃなくてももうちょっと地元に馴染んで愛される的な方向へ向かってもいいんじゃないかと思うんですが、なんでこんなにぶっ飛んでしまったのかと老婆心ながら気を使ってしまうほど、もうどうかしちゃってるとしか言いようのない面白さで、大好きですw

いや十分地元にも愛されてるかもしれませんし、井出ちよのさん自身は愛らしさが人の形をしてるようなお子さんなんですが、それだけにこの曲とこのトラックは何事なんでしょうか。

「登らない理由があるとすれば」

アルバムは全曲ほぼこの調子です。キテレツっぷりが半端ない。Disってるんじゃなくて、とにかく全編ダークでモーダルw、それもジャズ風味じゃなくて、これはもうあの、ちょっと照れちゃいますが、あれです。みんな大好き「ニューウェーブ」w

これ他になんて表現すればいいんですか?

ケラさん(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)が言及してるのを見て何の気なしにYoutubeで検索して、その日の内にアルバムをポチってしまった私としては言い逃れしようもありません。


「八合目にゃまだ早い」

そんなおっさんの懐古趣味はともかくとして、このCD、コンセプトアルバムとしても私の個人的ランキングでダントツ1位といっても過言じゃありません。

サージェント・ペパーズはコンセプチュアルだとか言われても今ひとつピンとこないような愚鈍な私にもハッキリと明示される「富士山登山」というコンセプト、ギミック、ラスト3曲から高まる謎の感動。

曲順通りに聴くのが楽しくて仕方ありません。

 

とにかく作曲もアレンジも面白くてどうかしちゃってる上に、かわいらしい歌詞が乗っかる(7曲目の避難計画と防災グッズなんてあまりの愛らしさに悶絶しました。「アドリブでやるっ!」ってところで毎回笑ってしまいます)、それを子供が不安定な歌唱で歌う(ちよのさんすいません)。

このパッケージングは本当に凄い。

3776を聴かない理由があるとすれば 」疑いようのない傑作だと思います。

ジャケも格好いい

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