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今月はやたらとCDを買いすぎた、っていう反省とメモ

さすがにちょっと、買いすぎた。でもまあ次々と聴きたい、聴いてみたい、そんな音楽と出会えるのは幸せなことですよ、っとか屁理屈だけはこねておこうかと思います。

菊地雅章    ススト

ジャズにまったく疎いので、「サークル/ライン」はDCPRGのオリジナルだとずっと思ってたんですけど、菊地雅章さんの曲だったんですね。っていうか、DCPRG結成の動機のひとつが、このサークル/ラインを演奏するためだったと、菊池は菊池でも菊地成孔さんのラジオで聞いて2度びっくり、って事で購入。DCPRG REPORT FROM IRON MOUNTAIN(Amazon) 盤と比べると、ススト盤の方がすっきりしてて静謐感があります。

電車に揺られ、幾つもの駅を通り過ぎていく、そんな環境音がモチーフの曲らしいですが、1981年のスストと2001年のアイアンマウンテン、時代を経てそれだけ世の中騒がしくなったのかもね。とても気に入りました。

4の倍数リズムになれた耳には7拍子の曲って半拍欠けて感じられるからか、急き立てられるような疾走感を感じる気がする。

3776      ラブレター

「3776を聴かない理由があるとすれば」にドハマリしたので、遡ってミニアルバムも聴いてみました。楽曲的にはもう安定の(不安定な?)石田節でヤッパリどうかしてる。ポップでかわいらしい「温暖湿潤山ガール」はもちろん、「A∩B」(AとBの積集合)はめちゃめちゃ格好いいイントロからまさかな展開で楽しいし、21分20秒に及ぶ「時空ラブレター」のトリップ感。。。これはスゲエや。何なんでしょう。

アルバムの最後のトラックが「答え合わせ」ってなってて何かと思ったら、このミニアルバム収録曲すべてに3拍子・7拍子・7拍子・6拍子と連続する変拍子が挿入されてて、それがどこだったかってのを解説してんの、6分半もw ユニット名にちなんだミナナロ拍子、プログレ的なドヤ顔でやられちゃうと興ざめですが、井出ちよのさんのキャラも相まってポップに遊んでる感がして、嫌味がなくっていいと思います。

おっさんにはちょっと手に取るのがはばかられるこのジャケ写からは、こんな破天荒な内容は想像だにできません。

エグベルト・ジスモンチ   Coracao Cidade

ブラジル音楽好きってわけじゃないんだけど、人から勧められたのもあって購入。ものごっつい密室感っすね。打ち込み主体の作品だからなのか、ちょっとなんだか怖くなってくるほどのとろけ具合。これがいわゆる中南米の溶けたリズムってやつなんですか?巨匠エグベルト・ジスモンチ相手に非常に失礼極まりない表現になっちゃいますが、狂人の頭のなかを直接覗いちゃったような恐怖と恍惚を感じるんだけど、何なんだろう、これは。ちょっと癖になりそう。 (そんなこんななタイミングで来日するみたいですね、チケット取れたら聴きに行きたいな)

岡村靖幸    幸福

待望の、本当に待望のニューアルバム。めでたい。いやー、本当にめでたいです。赤飯炊かなきゃ。

前作のセルフカバーアルバムが2011年か。ずいぶん長くかかりましたが、その間たゆまず活動し続けた集大成、ど真ん中!って感じ。岡村靖幸って、何だかんだやっぱり岡村靖幸なんだと、胸を張って表明したんだなって勝手に感じちゃいました。

いや実はね、これ一聴した時は、なんか岡村ちゃん印のアレンジやサンプリング(ちょっと使い回し?)って感じで少し肩透かしを食らった感があったんです。一聴目だけね。Disるつもりは無いんだけど、こうもっと何か、もっと見知らぬ風景を見せてくれるんじゃないかと勝手に想像してたみたい、わたし。

発表されるアルバムがことごとく革新的に変容していた若いころのイメージがあって、そっち方向の期待値が膨らんでたんだなぁ。イケナイオクスリによって安定的に活動できていなかった時期が長かったので、こちらの思いも変なふうに凝り固まっちゃってたんでしょうか。

でもでも、2回3回と聴くうちに確信しました。岡村ちゃんは岡村ちゃんなんだと。唯一無二の、こんな岡村ちゃん印の、そんな音楽をずーっと長い事待ってたんだよ!!これからも期待してます。

KERA     Brown, White & Black

ケラさんのソロ作は27年ぶりだそうです。その27年前のソロってどれの事かと思ったら「展開図」だそうで、なるほど。  ロンバケは結局再結成しないのかよーって筋には1曲めはかなり染みます、ってか染みました。欲をいえば「シュルシュルシュール」や「犬」も新録でやって欲しかった(ただの懐古趣味。でも「ミシシッピ」をやるぐらいなら、ねぇ。だめ?)

帯のコピー曰く「ニューウェーブ精神溢れるジャズ盤」だそうですが、わたしとしてはケラ&ザ・シンセサイザーズ「Body and Song」の延長線上に位置づけたい感じがしました。

James Brown     THE POPCORN

セッションでThe Chickenをやるので、やっぱそれなら始祖のオリジナル盤を聴きたいじゃないか、って事で。もう間違いないです。全編インスト、JBsの魔術に酔いしれる一枚。

dCprG  Franz Kafka’s South Amerika

新生dCprG。聴いてなかったので。表記が大文字小文字混じりに変わってたのね。次こそはライブが行きたいなぁ。

堀込高樹   Home Ground

廃盤になっちゃっててCDは持ってなかったので、ディスクユニオンで見かけて衝動買い。ダウンロードもいいんだけども、やっぱり盤が欲しいの。世代の問題かもね。地味だけど屈指の名作。

キリンジ    KIRINJI Tour 2003 / Live at Budokan

DVDもあるみたいだけど、CD盤。どちらも廃盤。。。選曲がシブイ、演奏も素晴らしい。「The Echo」も7拍子でしたね、これ歌おうと思っても拍の頭見失っちゃう。リズム音痴をなんとかしたいなぁ。

Steely Dan      AJA

言わずもがなな名盤はやっぱり名作でした。何となくへそ曲がってしまってちゃんと通しで聴いてなかったんですが、やっぱり、いいっすね。

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