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2016年2月

筋トレ

昔からあんまり腱が強いほうじゃないのか、調子に乗って長時間ギターを弾いてると腱鞘炎になるってのを何度か経験してまして、だからまあ歳のせいっていうのとは違うんだとは思いますが、今年の正月明け、左手小指をまたもや痛めちゃったのをきっかけに、ちょっとは筋トレでもしてみるかと思い立ちました。

もうすっかり良くなりましたけど、今回の小指は腱鞘炎っていうより筋肉痛だったんだと思う。こういうあんまり筋肉が発達してない箇所が筋肉痛になると腹筋とか腕とか腿なんかとはダメージが桁違いですよね。多分ちょっとだけ筋肉の繊維に傷が付いただけなんだろうけど、そもそも筋肉がちょっとしかないから比率的にはもう全体の3,4割傷んじゃったみたいな感じ? まあわたしは専門家じゃありませんからあくまで想像ですけども。

って事で、ムキムキになる気はさらさら無いけど、ちょっとだけ筋トレしようと思いまして、ニギニギするたまご型のゴムボールと、レジスタンス・パワーバンドLevel1ってのを先月末購入しました。

La・VIE(ラ・ヴィ) レジスタンスパワーバンド レベル1 3B-3000

初めて2日で筋肉痛になっちゃって、こりゃもう俺ってばムキムキになっちゃうかも、なんてほくそ笑んだものですがその後はまったく。。。 まあレベル1なんてこんなもんだよねって感じで続けてます。

このパワーバンド、ムッキムキなリー・カーマイケルさん監修の小冊子が付いてて、鍛える筋肉別トレーニング方法が示されててなかなか分かりやすいです。

これまでもギターを弾く前のストレッチはしてましたが、それと一緒に僧帽筋を中心にトレーニング中。ムキムキになる気配はまったくもってありゃしません。

筋肉痛にもならない程度じゃたかが知れてます。でも、これをやると体がぽかぽかして、冬場は特にギター前の準備運動としていい感じ。調子は上々です。

ニギニギボールはテレビとか見ながらニギニギしたりもするかな、たまには。まーなんだ、これはね、なくても良かったかもね。

変拍子が密かにブームなの?下北沢シェルターへ3776(みななろ)見に行った

いっぺんライブを見てみたいと思ってた3776(みななろ)さん、下北沢シェルター でトリプルファイヤー、Maison book girl と対バンするって事で、行ってきました。200人も入ればギュウギュウの小箱ではありますが、満員でしたよ。

いやー、3776・ちよのさん可愛かった。そんで、意外とちゃんと歌えてた(すいません、もっと不安定な歌唱を覚悟してたんだけど、むしろ上手でした)。対バン形式なのにオーディエンスを過剰に煽らず、ダウナーな「春がきた」から始める感じとか、カラ回るMCをものともしない肝の据わりっぷりが素敵でした。

トリプルファイヤーを見たいってのも参戦理由のひとつ。1年ぐらい前かな、テレ東の共感百景ってバラエティーで、ボーカルの吉田さんがやたら異彩を放ってて、youtubeで検索したらおったまげた。ってなって以来、気になってたんですよね。

この人達をなんて称せばいいんでしょうか、脱力系な和製レッチリ? リズムのきっちりしたキャプテン・ビーフハート? コンセプトが謎すぎてちょっとわたしには手に余るw

わたし的には、やっぱりギターに注目なんですが、何なんでしょう、この人を喰ったようなギターのリフ。とても個性的ですが、何にインスパイヤーされてのコレなんでしょうか? わたしの少ない知識の範囲だとビーフハートぐらいしか思い当たらないんだけど、でもいくらなんでも楽曲の向いてる方向が違いすぎますよね。

それを無表情に微動だにせず弾き切るあたり、結構な技巧派なのかも。

「トラックに轢かれた」と「戦争の話」は笑ったなー。曲がそもそも語りなので、MCすらもバックトラックなしの楽曲的な演出(それともあれはガチ?)みたいな、独特な世界観で面白かった。

Maison book girlは不勉強でまったく存じ上げず、全くの初見。ブクガって略すんすね。それにしてもさすがはトリ、ものすごい盛り上がってました。その時になって初めて、今日のお客さんのマジョリティーはブクガファンだったと気づきました。

モッシュとか久々に見たわー。

3776もトリプルファイヤーも終わって、わたしは後方隅っこにいたので巻き込まれなかったけど、真ん中辺りに居なくてよかったと胸を撫で下ろしましたよw

よく分からなかったけど、あれは何か特定の曲のある瞬間に無礼講になるシステムなんすかね? 突如モッシュが始まって、ピタッと収まるみたいな、なんかそんな感じ。パンクやグランジの無軌道で暴力的なアレとはちょっと違って見えた。最後までポカーンとお客さんたちを見てました。

そんなMaison book girlさんですが、楽曲的には解決感の薄い上質なポップスって感じ。なのに、リズムフィギュアがやたらと凝ってて、ずっとそればっかりに集中して聴いてた。

初っ端の曲が7拍子で、2曲めが5拍子って来た時に、おいおいなんだこりゃってなった。

その後も、6拍子とか、ワルツ(3拍子)とか、また曲はオーソドックスな4拍子だけどシンバルが2拍5連でパターンを刻んでたりとか、サビになるとスネアがものすごい存在感でポリリズムを刻んでて、すんごく歌い辛らそうなのとか。

プログレも真っ青なリズムトラックにポップな曲、それを女の子たちがヒラヒラのドレスで歌い踊り、客はモッシュするってw

変拍子ってことなら3776も負けじと3・7・7・6拍子を突っ込んでたし、今宵はアレだな、変拍子まつりだな、いやー、世の中まだまだ面白い事があって捨てたもんじゃないなって思った。(別に変拍子が特別好きってわけじゃないけども)

そんな事を思いつつ、物販で2枚目の「3776を聴かない理由があるとすれば 」(サインしてもらった)と、トリプルファイヤーのアルバム「エピタフ 」を買って大満足の夜でした。

トリプルファイヤー「エピタフ」

3776を聴かない理由があるとすれば

モダンポリリズム講義、1ヶ月ちょいの成果

モダンポリリズム講義とは、ニコニコ動画に開設されているビュロー菊池チャンネルで、ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔さんが有料配信しているポリリズムについてのビデオ講義です。

この記事はそれを見ているわたしの個人的な記録で、講義を見てない人にはナンノコッチャなので、読み飛ばし推奨。でもこれ本当に面白くてガチな講義が月々1000円以下(いくらだったか忘れちゃった、800円ぐらい?)で見放題なのでオススメですよ。

ちなみに菊池さんの最近のお仕事はガンダムの音楽。格好いいっすね。1stガンダムしかまともに見たことのない世代なんですが、ちょっと見てみたいかも。というかサントラが聴きたいだけなのかもしれないけど。。

あ、ちなみにポリリズムって、複合リズムの事です。どっちかと云えばアフロリズムの理解と獲得を目指す感じで、パフュームのヒット曲とは99.9%無関係ですが、このポリリズムの講義とは別にパフュームの楽曲分析動画もありますよ。っと宣伝はこのくらいにして本題に入ります。

1ヶ月前の記事では、3x4のクロスリズム(ものすっごく分かりやすいヤツ)を自分で手作りして、その中で4拍と3拍を行き来するので精一杯だったけど、最近はiPodをシャッフルして無作為に流れて来る4拍子の曲を、ほぼほぼ3拍に割り変えられるようになってきた。それをキープし続けるのには結構な集中力が必要で、ちょっと油断すると途端に頭拍を見失ってしまうけど。

一ヶ月間、あれこれ試行錯誤しつつも、だいたい下記のような流れで進んできた感じです。

1.  クロスリズムの中で3x4を割り変える
2.  4拍子の曲を4のリズムからバイリンガルに3拍子を切り出す
3.  4拍子の曲の上で3拍4連符のリズムに完全に乗り換える
4.  それをさらに3拍3連に切り治す       ←今ここ
5.  4拍子の曲の上で3拍子に乗り、3のリズムからバイリンガルに4を感じる

項目2.から3.へ進むのに結構苦戦しました。4拍子と3拍子の間に断崖があって、なかなか飛び移る勇気が出ないみたいな感じだった。今じゃひょいひょい飛び移れるようになったけど。

このねー、最後の5番目がクソむずかしい! まったくできない。

4拍の曲だから当然だけど4のリズムがガンガンに鳴ってて、いくら自分の中で3拍のクリックを鳴らしてても、4つ割のリズムを覗き込みすぎると途端に4拍子に引きずり降ろされちゃう。

とはいえ、初めたばかりの頃はまるでダメだったのに、やってりゃ徐々に出来る様になるもんですね。今や単に4を3に割り変えるだけなら(やたらとゆったりな曲や一拍が早過ぎる曲でなければ)結構簡単。菊池さんのいう通り、リズムを「割る力」と「積む力」ってのが鍛えられたと実感してます。

講義の方は、第28回まで見進めて、とうとう本格的に5拍子x4拍子に突入。

第一回がアップされたのが2014年の1月、28回はその年の9月だから8,9ヶ月分のコースを1ヶ月ちょいで進んでしまってるので、ちょっと駆け足すぎるんだけど、楽しいのでついつい先を見たくなっちゃうのが玉に瑕です。

ギブアップしてなければ、また一月後ぐらいに続きを上げる予定。

スケールを図で覚えるだけじゃ足りないもの

この記事の話の続きです「スケールをポジションで覚えることの功罪について

続きとか言いつつ話は突然飛びますが、わたし姪っ子が二人おりまして、二人共ピアノを習ってるんですね。まあ姪っ子だけじゃなくて、その姪の母親であるわたしの姉も、さらに云えばわたしの母もピアノをやってたんで、みんな当然のように楽譜が読めるの。ようするに女連中は全員楽譜が読めて、男どもは読めないと、そういった家族構成になっております。

しっかし、なんでオレもピアノ教室とか通わせといてくれてなかったんだろうなぁ、ガキの頃。。。そしたら今頃楽譜も読めてたし、音感だってもっと良かったかもしれないのによ〜・・・

なんてね。ま、幼少の頃のわたしはと云えば、もっぱら外を駆けずり回ってるだけのガキで、習字もそろばん教室も数ヶ月でケツを捲くるありさまでしたし、親からすりゃお門違いも甚だしいってもんですが。

そんな残念なお知らせはともかくとして、本題はここから。

今年の正月に家族が集った際、姪っ子達が習ってるピアノを披露するっていうお決まりの催し物がひとしきりあって、でもまあ子供たちですから集中力が続くわけもなくグダグダな終わりを見せかけた折、今年小学校に入学する姪っ子が何を思ったか、わたしにピアノを弾かせようと教え始めたんです。

自分が習い始めた時の、一番最初の(なのかな?)テキストを引っ張り出して。

このテキストってのが、両手の親指を2本とも同じドのキーの上において、右手はドレミファソ、左手は親指からドシラソファに固定して弾く譜例集。ちゃんと二段譜になってました。

これが鍵盤楽器練習の一般的な入り方なの?

上段がト音記号、下段がヘ音記号、右手上段、左手下段、各指は担当する1つの音に括りつけなので、限られた範囲の音だけとはいえ、楽譜を目で追いながら手元を見なくても譜例をこなしていけるって寸法です。

このガチガチな基礎譜例だけでも結構な分量でしたね。たぶんこれを基盤にして、徐々にその外側へ音を増やす訓練が続くんでしょう。

ちなみに余談ですけど、ギターって左手の人差し指から小指に向けて音が高くなるじゃないですか、構造的に。でもピアノは真逆で、小指に向けて音が低くなってくのね。当たり前の話ですが。

これがなんだか、頭じゃ理解してるのに感覚的な違和感があって面白かった。

左手 人差し指→小指 って順に鍵盤を叩く時、自分頭の中では音が高くなってくイメージなのに、実際の音は低くなるからアレっ?ってなる。

音符と一対一に括りつけた指使いだけを追って弾いてて、それでどんな音が出るかを実際に鍵盤を叩くまで考えてないからだろうな、たぶん。

余談はともかくとして、あれです、姪っ子に教わりながらね、思ったの。

楽譜って、鍵盤楽器用のタブ譜じゃんって。

もともとそういう物だとは思ってましたけど、改めて五線譜と鍵盤楽器の親和性の高さっていうか、もうこの2つはニワトリが先かタマゴが先かっていうレベルでガッチリ手を結んでるんだなと実感した次第です。

鍵盤の配置情報をわかり易く図式化したものが五線譜だし、五線譜の情報を容易に引き出せるように設計された楽器がピアノなんですよ、きっと。(史実がどうかなんて知りませんけども)

そう考えれば、ギターにとっての指板図とかダイアグラムと大して変わらない関係性じゃんか。

五線譜ってのは縦軸の位置情報だけじゃなく、横軸に時間を表現できるがミソで、記譜法として洗練されてたからスタンダードとしての地位を獲得したんだろうけど、言っちゃえばそれだけのシロモノで、ギターのダイアグラムは位置情報(=音情報)しか明示できないから用途が限られるよね〜、ってだけの話じゃないかと。

ギターにはtab譜ってのもあって、これなら時間軸も表現できるけど、いかんせん視認性が悪い。ピアノ&五線譜は初見での演奏が可能でも、tab譜ではたぶん無理ですもんね。

でもですよ、世のギタリストたちが決起して、本気でtab譜やダイアグラムを進化させて、五線譜&ピアノからスタンダードの地位を奪還するんだと、そんなレジスタンスを試みてですよ、そしたら100年、200年後にはギターとガッチリ手を結んだスンゴイメソッドが生まれるかもしれないよ!みんな頑張れ!!

ま、そんなの悠長に待ってる時間があったら、その分譜面を読む練習をしますけどね、わたしは。

えーっと、相変わらずのオチのない与太話でしたが、結局ね、譜面が高尚でダイアグラムが下賤って事もなくて、結局それらは空間の位置情報に音高を結びつけただけの代物で、たまたま(たまたまじゃないんでしょうが)五線譜のほうがソフィスティケートされてて使い勝手がいいってだけなんだなぁ。って思いました、っていうお話。

(これまた余談ですけど、それでもやっぱり五線譜はギターなどの弦楽器とは相性があまりよろしくないって思います。特にギターのように弦が6本もあるとなおさら。)

音符であろうがダイヤグラムであろうが、位置情報に過ぎないとはいえ、それを覚えるってのは、これはもう避けられない。

むしろ問題は、位置情報とその音名、そして耳から入ってくる”音そのもの”、これらの対応関係をピアノ&五線譜はバッチリやるけど、ギターの場合(わたし自身は)・・・どうなのよ?そうでもないよね、っていう事で、反省しきりな今日このごろです。

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